プログラミング教室のフランチャイズ急増!?知っておきたい基礎知識!
約10年ぶりに改訂された「学習指導要領」により、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることになりました。開発系の仕事をしている人以外にはなじみのない「プログラミング」ですが、未来を生きる子ども達には必須の能力ということですよね。
そして親世代には「子どもにプログラミングを習わせたい!」と考えている人が激増しています。なんせ学校の先生ですらよくわかっていない人がほとんどですので、国語や算数のように「自分が教える」ということができないため、プログラミング教室のニーズは急速に高まっています。
これだけニーズが高いプログラミング教室ですから、フランチャイズでどんどん教室の数を増やしていかないと、入れない生徒さんが出てきてしまうことでしょう。すでに人気のプログラミング教室は、満員のためキャンセル待ちの子どもたちが出ているところも。
この記事では、学校でのプログラミング教育の内容など、プログラミング教室のフランチャイズ加盟をする前に、押さえておきたい基礎知識をお伝えしていきます。まだまだ知られていないプログラミング教室の人気のスゴさや、意外な事実に驚くこと間違いなしです。
目次
プログラミング教室は大人気!?
学校でプログラミング教育をスタートする年について細かく見ていきましょう。
- ・小学校では、2020年度から学年にかかわらず一斉にスタート
- ・中学校では、2021年度から学年にかかわらず一斉にスタート
- ・高校では、2022年度の高校一年生からスタート
小学生ばかりでなく、中学生と高校生も順にプログラミング教育を受けていくのですね。この政府主導の教育改革に、世間の関心はどのくらいあるのでしょうか。
今回取り上げた「年末年始の習い事アンケート」調査概要
調査方法:紙回答
調査地域:全国
調査期間:2019年12月3日(火)~2020年1月9日(木)
調査対象:20代~50代の子どものいる親(男女)計179人
イー・ラーニング研究所
プログラミング教室と英会話スクールに話題集中!
まず、習い事に対するアンケート結果を見ていくと、保護者の話題は次の2つに集中していたことがわかりました。
- ①プログラミング教室(55%)
- ②英会話スクール(53%)
それから③スポーツ系(33%)、学習塾(29%)と続きますが、半数以上の人が「プログラミング教室」と「英会話スクール」を挙げていますので、この2つがダントツの人気なのは間違いありません。
変わったところでは、5位の「ユーチューバー・Vチューバー」という回答ですが、いまや大人も子どもも好きなテレビタレントを見るよりも、好きなユーチューバーの動画を見る日の方が多いくらいですので、当たり前の結果かも知れません。
それにしても「プログラミング教室」と「英会話スクール」への関心の高さは目を見張るものがあります。下記のグラフを見ても「プログラミング教室」と「英会話スクール」に対する話題が突出していることがわかりますよね。
2019年に保護者間で話題になった習い事ランキング(複数回答) | 割合(%) |
---|---|
①プログラミング教室 | 55 |
②英会話スクール | 53 |
③スポーツ系 | 33 |
④学習塾 | 29 |
⑤音楽系 | 10 |
⑤ユーチューバー・Vチューバー | 10 |
⑦通信教育 | 8 |
⑧そろばん塾 | 7 |
⑨将棋・オセロ | 5 |
⑩道徳 | 3 |
⑪美術系 | 1 |
⑫その他 | 4 |
プログラミング教室と英会話スクールに通う子が急増!?
次に、親が子どもにさせたい習い事についても見ていくと、同じような結果となりました。
- ①英会話スクール(63%)
- ②プログラミング教室(62%)
それから③スポーツ系(24%)、④そろばん塾(14%)、⑤音楽系(12%)と続きますが、数値を見てわかるように、プログラミング教室と英会話スクールに対する関心度とは全く違いますよね。
下記のグラフから読み解くと、子どもに新しい習い事をさせたいと考えているのは全体の約6割で、そのうち約6割が「プログラミング教室」と「英会話スクール」を選んでいます。
つまり、新しい習い事をする子どものうち約3割は、プログラミング教室と英会話スクールにダブルで通うことになるかもしれないのです。実際には、月謝や日数などの都合次第でしょうが、それでもプログラミングと英会話がこれからの習い事のスタンダードになることは、まず間違いないといえるでしょう。
2020年に親が子どもにさせたい習い事ランキング(複数回答) | 割合(%) |
---|---|
①英会話スクール | 63 |
②プログラミング教室 | 62 |
③スポーツ系 | 24 |
④そろばん塾 | 14 |
⑤音楽系 | 12 |
⑥ユーチューバー・Vチューバー | 7 |
⑦学習塾 | 6 |
⑦美術系 | 6 |
⑦道徳 | 6 |
⑩通信教育 | 5 |
⑪将棋・オセロ | 2 |
⑫その他 | 1 |
どうして今プログラミング教室と英会話スクールなの?
さらに、新しい習い事をさせたい理由を見ていくと、次のようになりました。
- ①将来のためになると思ったから(83%)
- ②2020年の教育改革に向けて(36%)
- ③本人が希望したから(28%)
1位はなんと80%超えの「将来のためになると思ったから」です。ほとんどの親が、単なる流行や趣味の問題ではなく、子どもの将来を考えた上で習い事を選んでいることが伝わりますよね。
2位の「2020年の教育改革に向けて」も注目したいところです。保護者は教育改革の内容を踏まえて、プログラミングと英会話の重要性が高いと判断しているのです。
なぜその習い事をさせたいのか(複数回答) | 割合(%) |
---|---|
①将来のためになると思ったから | 83 |
②2020年の教育改革に向けて | 36 |
③本人が希望したから | 28 |
④自分も子どもの頃にしていたから | 5 |
④友だちの影響 | 5 |
⑥受験のため | 4 |
⑦兄弟の影響 | 2 |
将来なってほしい職業とプログラミングとの関係は?
ところで、子どもの将来と習い事には何か関係があるのでしょうか。親が子どもに将来なってほしい職業について見ていくと、次のような結果となりました。
- ①経営者(60%)
- ②プログラマー(SE)・ゲームクリエイター(39%)
- ③アーティスト(26%)
それから④学者・研究者(18%)、⑤スポーツ選手(14%)と続き、同率6位は、公務員と医者、さらに同率8位が教師とユーチューバー・Vチューバーと続きます。教師とユーチューバーが同ランクになるなんて、世の中もずいぶん変化したものですよね。
英会話はどんな職業を選んだとしても関わってくるものだと思いますが、ここで特に注目したいのは、2位のプログラマー・ゲームクリエイター。1位の経営者になる道は色々あるかと思いますが、プログラマーやゲームクリエイターになる道は、「プログラミング教室」という習い事がきっかけになるかもしれないのです。
言いかえれば、プログラミング教室に通うことは、職業訓練のスタートになるかもしれないということ。子どもの将来への投資と考えると、保護者がプログラミング教育に寄せる期待の大きさがなんとなくわかってきますよね。
将来子どもになってほしい職業(複数回答) | 割合(%) |
---|---|
①経営者 | 60 |
②プログラマー(SE)・ゲームクリエイター | 39 |
③アーティスト | 26 |
④学者・研究者 | 18 |
⑤スポーツ選手 | 14 |
⑥公務員 | 13 |
⑥医者 | 13 |
⑧教師 | 6 |
⑧ユーチューバー・Vチューバー | 6 |
⑩サラリーマン | 5 |
⑪パイロット | 2 |
⑫その他 | 36 |
学校でのプログラミング教育
子どもにさせたい習い事として、プログラミング教室が絶大な支持を集めていることがわかったところで、今度は学校でのプログラミング教育について見ていきましょう。
どうしてプログラミング教育が必要なの?
学校でプログラミング教育を取り入れることになった理由を、文部科学省「小学校プログラミング教育の手引」から見ていきます。
まず時代背景について、次のように述べています。
今日、コンピュータは人々の生活の様々な場面で活用されています。家電や自動車をはじめ身近なものの多くにもコンピュータが内蔵され、人々の生活を便利で豊かなものにしています。誰にとっても、職業生活をはじめ、学校での学習や生涯学習、家庭生活や余暇生活など、あらゆる活動において、コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報とを適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠な社会が到来しつつあります。
つまり「コンピュータを活用して情報を解決していく社会」になりつつあるということですよね。そしてコンピュータを活用するためには、次のような知識が必要であると続きます。
コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作します。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えることが「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくなり、より主体的に活用することにつながります。
なるほど。「コンピュータの仕組みを知って、コンピュータを魔法の箱と思わせないことが大切」なのですね。そうしてプログラミング教育を受けた子どもたちが、将来どのようになるかについても次のように述べています。
プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子供も現れています。子供が秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。
子どもが秘めている可能性を発掘して、社会で活躍できるきっかけになるという期待がこめられているとは…。プログラミング教育に対する期待の大きさが伝わってきますよね。
最後のまとめとして「プログラミング教育を学校でおこなう理由」は、次のように説明されています。
このように、コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子供たちにとって、将来どのような職業に就くとしても、極めて重要なこととなっています。諸外国においても、初等教育の段階からプログラミング教育を導入する動きが見られます。
こうしたことから、このたびの学習指導要領改訂において、小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020年度から小学校においてもプログラミング教育を導入することとなりました。
他の国でも、小さなうちからプログラミング教育を導入しようという動きがあるので、日本としてはいち早く導入に踏み切ったようです。それゆえに「どうして急にプログラミング教育なの?」と国民が驚くような決断をしたのでしょう。
何事も決定が遅い日本政府にしては、このスピードは異例ですよね。それだけプログラミング教育が、日本の未来を左右するほどに重要だと考えているのかもしれません。
未来の日本を作っていくのは今の子どもたちですので、子どもに対する教育内容は何よりも大切に考えたいものですよね。
学校でおこなわれるプログラミング教育の内容とは?
学校でプログラミング教育がおこなわれるようになるといっても、実は国語や算数のようにプログラミングという科目ができるわけではありません。プログラミングの扱いは、次のようになります。
- ・小学校では、学校ごとに変わる
- ・中学校では、プログラミングは「技術」科目の中で学ぶ
- ・高校では、「情報」科目の中で学ぶ
これでは小学校でのプログラミングの扱われ方がよくわかりませんよね。実は、小学校でプログラミングをどう扱うかは、各学校で自由に決めていいのです。つまり、通っている小学校の方針によって授業のレベルが全く変わってくるのです。
プログラミング学習をどのように扱うかの例として、文部科学省の文書ではA~Fの6つに分類されています。
A | 学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの |
---|---|
B | 学習指導要領に例示されてはいないが、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中で実施するもの |
C | 教育課程内で各教科等とは別に実施するもの |
D | クラブ活動など、特定の児童を対象として、教育課程内で実施するもの |
E | 学校を会場とするが、教育課程外のもの |
F | 学校外でのプログラミングの学習機会 |
ずいぶん自由に取り入れていいことがわかりますよね。それもそのはず、小学校でのプログラミング教育は、プログラマーを育てることではなく、「プログラミング的思考」を育てるためのものですので、今ある教科に取り入れるというスタイルで十分なのです。
「プログラミング的思考」という言葉は耳慣れないですが、カンタンに言うと「論理的思考」をした上でより効率の良いやり方を見つけること、という意味です。
論理的思考とは、物事を筋道立てて考えることです。
小学校でおこなわれたプログラミング教育の実例
プログラミング的思考を育むために、小学校がどんな授業をしているのか実例を見てみます。この授業では1人に1台ずつパソコンを使って、正五角形をプログラミングで描く方法を考えます。
学年 | 小学校 5年生 |
---|---|
教科(授業内容) | 算数(正多角形と円) |
情報提供者 | 杉並区立西田小学校 |
学習活動の分類 | A. 学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの |
教材タイプ | ビジュアルプログラミング |
使用教材 | Scratch2(オフライン版をインストール) |
コスト・環境 | 学校所有のパソコン 1人1台利用 |
都道府県 | 東京都 |
実際の授業の流れは、次のようになります。
- ①物さしと分度器で正三角形、正方形、正六角形を描く
- ②コンピュータ(Scratch)を使って、正方形を描く
- ③子どもが自分で考えて、コンピュータで正三角形や正六角形を描く
- ④どうしたら正三角形や正六角形を描けるか話し合う
- ⑤どんなプログラミングなら、正八角形や正十二角形を描けるか考えて、コンピュータで描く
- ⑥学習のまとめとふり返りをする
楽しそうで充実したプログラミング教育という感じですよね。この学校は機材や人材に恵まれたプログラミング教育に熱心な学校といえるでしょう。しかし実際には、1人に1台ずつのパソコンが用意できない学校も多いので、このようにうまくいかないこともあるかもしれません。
この授業の詳細については、正五角形をプログラムを使ってかこうをご参照ください。
小学校でのプログラミング教育の目的とは?
小学校からプログラミング教育がスタートすると聞いて、小学生のうちからプログラミング言語を勉強して「みんながプログラマーになる時代が来た」と思っている人も多かったかと思います。
しかしこれは大きな勘違いで、真の目的は「プログラミング的思考」を身につけさせることだとわかりましたよね。そこであらためて、文部科学省の文書から小学校でのプログラミング教育についての説明を見てみます。
プログラミング教育とは
子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育成するものプログラミング的思考とは
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
もちろん、プログラミング教育によってプログラミング能力の高い子どもが見つかれば、それは喜ばしいことですよね。しかしたとえ子どもたちが将来、IT関係の仕事に就かなかったとしても、プログラミング的思考はどんな仕事にも役立つ能力といえるのです。
IT人材の人手不足も解消できるかも!?
全世界がIT化したことによって、IT人材の深刻な人手不足が起きていて、日本では2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予想されています。そのため、プログラミング教育によって将来のIT人材を少しでも確保しておくことは急務です。
学校でのプログラミング教育必修化は、プログラマーの育成が目的ではありません。しかし早くから「プログラミング的思考」を身につけた子どもが、IT人材になる可能性は何もしなかった子どもよりもずっと高いはずですので、結果的にIT人材の人手不足も解消できるかもしれません。
経済産業省がおこなったIT人材需給に関する調査では、IT人材需要の見通しはIT関連市場の成長率に比例して、3パターン試算されていますが、どのパターンでも2030年には深刻なIT人材不足が起こるという結果でした(平成31年4月公表)。
- ・IT市場の成長率が「高」の場合:約79万人が不足
- ・IT市場の成長率が「中」の場合:約45万人が不足
- ・IT市場の成長率が「低」の場合:約16万人が不足
プログラミング教室のフランチャイズ急増!?
これまで見てきたように、2020年は小学校、2021年は中学校、2022年は高校で、プログラミング教育がスタートしますので、プログラミング教室のフランチャイズは今後ますます増加していくことでしょう。
プログラミング教室でどんなことをすればいいのかよくわからなくても、教育関連の運営経験がなくても、フランチャイズでしたらやることが明確ですので、参入もしやすいのです。
それにプログラミング教室のフランチャイズ本部は仕事柄ITには強いので、オンラインで説明会に参加できたり、必要書類もすぐにパソコンで確認できたり、連絡するとすぐに返事が来たりと、何かとスピーディ。
プログラミング教室をやりたいと考えていても、面倒なフランチャイズ契約のことを考えると気が進まないという人にとって、IT化で素早くおこなえるシステムがあれば助かりますよね。
それに小学校でのプログラミング教育にプログラミング教室が協力することもあるので、社会的な貢献ができる可能性もあります。自分の仕事が日本の未来をつくるサポートをしているなんてステキですよね。
まとめ
プログラミング教室の保護者人気や、学校でのプログラミング教育についてお伝えしてきました。あらためて内容をふり返ってみましょう。
- ・習い事は、プログラミング教室と英会話スクールが二大人気
- ・親が子どもに新しく習わせたいことも、プログラミングと英会話がダントツ
- ・親が新しい習い事をさせたい理由の1位は「将来のためになると思ったから」
- ・子どもに将来なって欲しい職業は「1位 経営者」「2位 プログラマー・ゲームクリエイター」
- ・学校でプログラミング教育が必要な理由は、「コンピュータの活用能力が未来に必要な力」だから
- ・学校では「プログラミング」科目が追加されるわけではない
- ・小学校のプログラミング教育は、各学校の裁量に任されていて内容は自由
- ・プログラミング教育の目的は、「プログラミング的思考」を身につけること
- ・プログラミング的思考とは、「論理的思考をした上でより効率のいいやり方を見つける」こと
- ・日本は今後深刻なIT人材不足になるが、プログラミング教育の導入によって人材不足の解消ができる可能性もある
- ・ニーズが高まる一方なので、プログラミング教室のフランチャイズは急増しそう
- ・プログラミング教室のフランチャイズは、面倒な手続きもIT化で簡潔なことがある
- ・プログラミング教室が、小学校のプログラミング教育に協力することもある
プログラミング教育が小学校で必修化されると初めて聞いたときには、「どうしてそんな複雑なことを早くから!?」と不思議に思った人もいるかもしれません。しかしプログラミング教育の目的が「プログラミング的思考」を身につけることにあるとわかり、納得した人もいるのではないでしょうか。
今後コンピュータが人間の仕事を奪って、今ある仕事は次々自動化されて、あと10年ほどで半減すると言われています。スーパーなどでもレジ打ちの仕事がなくなってセルフ精算方式が増えてきていますし、無人運転や無人コンビニなどSFの世界でしかなかった技術も身近になってきていますよね。
人間がいなくてもコンピュータがさまざまなことをおこなってくれる社会。それは今の大人が経験したことのない未来ですので、とても不安です。自分の子どもははたしてそんな未来で生きていけるのだろうかと。
そんな中登場したプログラミング必修化のニュースは、不安を抱える親にとって見えない未来を照らす一筋の光のように見えたかもしれません。どんな仕事にも、プログラミング的思考が必要とされることは、大人にはよくわかりますよね。
だから、今「プログラミング教育」なのです。